知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ

言うは易し行なうは難し

知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)
苅谷 剛彦
講談社
売り上げランキング: 2649
おすすめ度の平均: 4.5
2 教育学・社会学の先生が書いた問題解決の本
5 自分の頭で考えるための具体的手法
5 物事は複数の力(ベクトル)の集合体である
4 複眼思考
5 「比類のない」本

いろいろな示唆に富む本だった。と言って単純に良かったと済ましてしまうと
この本を読んだことにはならないのだろう。

今までの漫然とした、「本を読めば良い」では先には進めない。

    • 読書にしても批判的に読む視点を持ちつつ、かつ著者の言わんとするところを汲む。
    • 作文についても複数の立場から批判的に論ずることを考慮する。
    • 問いについても唯「なぜ」と考えるのではなく、複数の問いに分けて展開していく。
    • ステレオタイプの思考に陥っていると気付き、別の考え方がないかを探る。

なんとなくは理解したが、実践していくのは難しいだろうなあ。